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社長ブログ

材木座海岸の夕暮れ


由比ヶ浜の隣にある材木座海岸から見る夕暮れです。とてもキレイで一番好きな景色です。

いつもはヨットやウィンドサーフィンなどの帆船が右から左にと行ったり来たり。

遠くに目線を移して水平線をよく見てみると、キレイな山脈のような流線型があります。そこは伊豆半島の山々が一望でき、最も左の端は下田になりますが、とてもよく見えます。特に冬は綺麗です。

源頼朝が若かりし頃の話です、

伊豆半島での戦いで平家に敗れた際、数日の間、この遠くに見える伊豆半島の山中を逃亡の末、

伊豆半島の真鶴岬を船で出発して、この面前の海を通り過ぎて千葉の南部へ逃げます。

この景色からはちょうど右端から面前を左に航行するイメージです。

(伊豆半島の山々。駆けずりながら逃亡し右端の真鶴岬で船に乗ります)

いつものヨットやウィンドサーファーの姿とは別のレイヤーで、源頼朝が必死に逃げていく姿がダブります。

その2か月後、関東にいる源氏諸藩の援助を受けて、陸路で千葉から東京を進み、この鎌倉の地に戻って平家討伐のノロシをあげます。

きっとこの地に立ちながら面前の伊豆半島を眺めたことでしょう。

命からがら逃げた頼朝と、再起を誓う頼朝。思い浮かびます。

さらには数年後、義経の謝罪の面会を拒否して追い払う頼朝の姿。義経は腰越あたりで待機させられていたそうです。頼朝はこの景色を前に義経の処遇に悩んだのでしょうか。

また、晩年、北条氏に囲まれた頼朝。憂鬱な気分をこの景色に感じたのでしょうか。

一人の人物の様々な時代の移り変わりを、この景色をバックに想像させられます。


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