一勝無限敗
ユニクロの柳井社長が1勝9敗というタイトルの本を出版されているけれども、
きっとかなりごくごく控えめな表現をされていらっしゃるのだろう。
ビジネスするのであれば負けることを避けては通れない。
負けて、次に負けて、その次も負けて負けて負ける。
どれも一生懸命だし、負けて心はほんとに傷つけられる。
一勝するのに無限に負けないといけない。
「申し訳ございませんでした。」
「大変失礼いたしました。」
「また機会があればぜひよろしくお願いします。」
*
「お宅の商品は何も魅力がないねえ。」
「何かいいものおれに案内してみなよ、えっと、、、それだけ?」
ただ、負けつづけているうちに何か光るものを感じ取れるときがる。
100対20で負けてから、
100対40で負けるとそこに成長が見て取れる。
(精神的には絶望だけれども)
でも次はまた100対30だったりする。
これでは一進一退の成長だし、希望も見えたり見えなかったり。
こんなことを繰り返す毎日。
日常に希望を持てなくなりかけているそのときに、
ふと、「おや?」という時が生まれる。
これは計算できない。
いつまでやったらくるかどうかなんてことは誰にも、
自分には確実にまずわからない。
これって、、、。
画期的に相手に勝てるような気がする???
100対平均30点で負けていた相手に100対600くらいで勝ってしまい
そうな気がするんだけど。。。いやいや。
いやいや、そんなことはあり得ないことでしょう。
そうそう、いままでの経験からするとそんなことはあり得ない。
でも、、、自分を落ち着かせるのだけれど
どうも心がざわついてしまう。いや、ひょっとするとひょっとするぞ。
これはひょっとしてしまうぞ。
いいのか、それでいいのか、
そんなことが起こってしまっていいのだろうか。
あはは、そんなことあるわけない。(笑)ばかだなあ、おれって。
いや。ちょっとまて。あるかもしれない。
友達に聞いてみる。
「うん、けっこうそれいいんじゃない、その話し。」
(たったそれだけの反応?!でも、結局「いい」っていってる!?)
で、やってみる、なんだかうまくいってしまった!
(これが一勝か?!これって一勝??)
と、
僕はそんなごくまれな確率でビジネスは一勝があるんだと思う。
これを神様や、関わるすべての方に感謝しないでどう気持ちの処理をしようか。