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社長ブログ
シャンベルタンのグランクリュたち
ジュヴレ・シャンベルタン村のグランクリュは9つありますが、通りを挟んで2つに分かれています。
傾斜地から見ると上下で分かれており、同じグランクリュでもシャンベルタンのある上と、その他の下では格が違うことがわかっています。
6番シャンベルタンと3番のベーズは土地も多く、隣り合わせでど真ん中に位置していて、これぞ特級の中の特級という佇まいです。
味わいもグランクリュの中で最もパワフル。
そのシャンベルタン&ベーズの両サイド、8番ラトリシエールと2番はマジが次に。マジの上にリュショット。この3本は両サイド同士ということもあって味の特徴が変わります。
道を分けて下に9番マゾワイエール、7番シャルム、5番グリオット、4番シャペル。上と比べるとやさしい味わいです。
少々分かりづらいジュヴレシャンベルタン村の特級の名前ですが、場所を確認しながら飲んでみたいです。
アルマン・ルソーの取引価格を見てみると、
シャンベルタンとベーズが圧倒的に取引価格が高く、
マジとリュショットが次に、
シャルムが次にと続きます。
余談としてはラトリシエールはシャンベルタンの隣にあって素晴らしいグランクリュなのに、
この畑を持つ生産者は非常に少なく希少です。
ラトリシエールを持つ生産者
カミュ、フェヴレイ、ドメーヌ・トラペ、ロシニョール・トラペ、ドルーアン・ラローズ、ルロワ、ルイ・レミー、シモン・ビーズ