ピカソは一度に10の作品を
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ピカソは一度に10の作品を制作していたといいます。次から次へと作りたいものが出てきて、1つのことにかかり切りになってこれが終わるまで次へ進まないとなると、たぶん行き詰まってしまうのでしょう。
またこれをやらなければならないと思うと、それが義務になって「心」を押さえつけてしまい、創作意欲がなくなってしまうのだと思います。
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同時に10くらいの絵を描いていて、一つの絵が乾くまでの間、ほかの絵をずっと描いていました。
〜 抜粋
これを聞いて救われる思いがします。
ビジネスアイデア一つ一つはどれも小さく、はかなく消えてしまう線香花火のよう。
1 一つに集中してそれだけをやる
2 10個を同時進行させる
3 もっと大量のものを試し成功したものだけを残す
4 すでに成功しているビジネスを購入する M&A
答えは?
それは人によって変わるのでしょう。
私の場合は愛情もかけたいし、適度にいくつかのビジネスを進めていたい。
2がフィットする感じなのです。
でも当初はそうすんなり考えられたわけではありませんでした。
まずは既存ビジネスに優先的に投資したほうが良い。時間も資金も自分の考える時間も。
そうするとどうしても行き詰まってしまったのです。これだけしか考えてはいけない、そういう状況が横の展開をまずは遮断させ、そのもの自体も窮屈にさせてしまう。
「ワイン業界から軸をぶらさず、美しき流れを作り続ける」というビジョンのもとに、現在は、買取の他に希少ワイン、法人仕入れ、バイヤーズ、エージェント、不動産、レストラン、SEO、音楽、スタートアップ全般、ワインにおける投資節税のコンサルティング、出版等といろいろと考えながらも基本的には最も大切な旗艦ビジネスを大事にして進んでいます。
成果を出す。空想や妄想は必要ない。現実を直視し、前に進む。
休日という大切なリセット期間を大事にしたいと思います。