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社長ブログ
価格=コスト
価格の構成について考えてみる。
何だか分らないけど何となく良さそうだから100万円みたい。
こんなものについて考えるのではない。
何となくこの人が描いた絵だから、100号だと800万円みたい。
こんなものがまかりとおる世界に自分はいない。
価格、コストに厳しい世界にいるんだ。
価格とは、競合がいる限り、コストから逆算される。
原材料費、事務所費、人件費、広告費、雑費、輸送費、その他もろもろ。
すなわち、コストを下げられれば価格は下がる。
コストが下がっているのに価格が下がっていなければ、
競合が弱いのだろう。競争ひしめく世界で余剰な利益など存在しない。
自由奔放に価格を付けられる立場は、長期に存続することはない。
やはり、お客様は価格が低い方へ流れる。当然だ。
大河の流れを作るのは、行く先が低いからだ。
個々の要素を一生懸命にけずってみても、
みんな頑張ってるのだからその差はたいしたことはない。
みんなベストなプライスをつけている、はずなんだ。
その先の楽園に行きつけるものは、
本当に相手のことを考えに考え抜いた末、
革新を達成したものだけに与えられる世界に違いない。