ランシュ・バージュ【 フランス 】

ランシュ・バージュの特徴

メドック格付け第五級ながら、ときにスーパーセカンドとも呼ばれるシャトー、ランシュ・バージュ。
畑はランシュ･バージュを頂点としてその周囲に広がる、通称「バージュの丘」と呼ばれる場所に位置しています。
ランシュ・バージュのワインは若々しいながらも、カベルネ･ソーヴィニヨンの比率が高いことにより、ミネラル分とタンニンが豊富で、スパイシーな香りに、凝縮した力強い味わいが特徴的です。
柔らかく深みのある余韻も持ち合わせ、素直で開放的な印象のポイヤックらしさや品格を失わないスタイルから、「貧者のムートン・ロスチャイルド」とも評されることもあります。
最近ではムートンに匹敵するワインを続々と産み出しており、1990年ヴィンテージでは、ムートンを大きく超えるパーカー99点を獲得。
近年でも2009年はパーカー98点、2010年はパーカー96点、2016年も暫定ながら97～99点と、5大シャトー並の高評価が付いております。
評価に合わせて価格も上昇傾向で、ムートンよりはお手頃な価格帯ですが、「貧者の…」というには相応しくない適正価格となりつつあり、
上記のヴィンテージに関しては、特に高額な買取価格となっております。